目次
1.月経
Q.生理周期とは?
Q.女性ホルモンの役割って?
Q.PMSとは?
Q.PMSにはどんな症状があるの?
Q.PMSの対処法は?
2.性感染症
Q.性感染症っていったいどんなもの?
Q.クラミジアの症状は?
Q.淋菌感染症の症状は?
Q.梅毒感染症の症状は?
Q.性器ヘルペス感染症の症状は?
Q.どうやって予防すればいい?
3.避妊法
Q.どんな種類があるの?
Q.避妊に失敗した場合は?
4.妊娠検査薬
Q.使用するタイミングは?
Q.どういうしくみ?
Q.hCGって?
5.産婦人科
Q.産婦人科ってどんなところ?
Q.どんな時に病院に行くべき?
1.月経
Q.生理周期とは?
生理周期は女性ホルモンのバランスによってコントロールされています。
主にかかわるのは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つです。
①月経期(生理中)
子宮内膜がはがれて出血する時期です。
ホルモンの分泌は低く、体調が不安定になりやすいです。
②卵胞期
エストロゲンが分泌され、子宮内膜が再び厚くなっていきます。
体調や気分が安定しやすく、比較的過ごしやすい時期です。
ダイエットにも効果的と言われるタイミングです。
③排卵期
卵巣から卵子が放出されるタイミングです。
この前後が最も妊娠しやすい時期とされています。
④黄体期
プロゲステロンが分泌され、妊娠に備えた状態になります。
妊娠が成立しなかった場合、ホルモンが低下し、次の生理が始まります
それぞれの周期の平均的な期間は以下の図の通りです。
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/selfcare/femalehormones_for100/01.htmlより引用

Q.女性ホルモンの役割って?
エストロゲン(卵胞ホルモン)の働き
*子宮内膜を厚くする(妊娠の準備)
*肌や髪の調子を整える
*気分を安定させる
プロゲステロン(黄体ホルモン)の働き
*子宮内膜を維持する(妊娠を支える準備
*体温をあげる
*水分をため込む
この2つのホルモンバランスが乱れると、生理不順・強い生理痛・気分の不安定(PMS)などに繋がることがあります。
Q.PSMとは?
PMS(Premenstrual Syndrome)は、月経前症候群のことをいいます。月経7~10日前に起こる心や体の不調が現れ、それらの症状で日常生活に支障をきたすことが繰り返される場合はPMSの疑いがあるかもしれません。 多くの方は程度の差はあれ何らかの症状を経験するといわれています。月経が来ると落ち着いたり、なくなったりします。
なお、PMSの重症型で精神症状が強いものをPMDD(月経前不快気分障害)と診断されることもあります。
Q.PSMにはどんな症状があるの?
身体症状
*だるさ・眠気 *手足のむくみ
*胸の張り・痛み
*頭痛・腹痛・腰痛・関節痛
*ニキビ・肌荒れ
*体重増加
精神症状
*イライラ・怒りっぽい
*気分の落ち込み
*不安感・落ち着かない
*疲労感
*無気力・意欲の減退
*集中力の低下
*食欲不振・過食
Q.PSMの対処法は?
軽度な症状の場合
*十分な休息をとる
*生活リズムを整える
*カフェインや塩分を控える
*軽い運動を取り入れる
*自分を労わる時間を作る(無理をしない)
日常生活に支障がでる場合 お薬でホルモンバランスを整えて症状を緩和することが期待できます。
気になる症状があれば一度、医療機関の受診もご検討ください。
2.性感染症
Q.性感染症ってどんなもの?
性感染症とは、性行為などの性的接触で感染する感染症の総称です。
口や性器、肛門などの粘膜や皮膚から感染します。
自覚がないまま感染していることも多いのが特徴です。
気になることがあれば、医療機関を受診し検査を受けることで安心につながります。
Q.クラミジアの症状は?
クラミジア・トラコマチスという細菌が原因の感染症です。
日本で最も多い感染症のひとつです。
症状が少ないことが多く、気づかないまま感染が広がることがあります。
【主な症状】
*おりものの変化(白いおりもの)
*軽い下腹部痛
*喉の違和感(口腔感染)
*進行すると不正出血や性交時の痛み
*不妊の原因や早期流産の恐れあり
Q.淋菌感染症の症状は?
淋菌が原因の感染症です。 クラミジアと同時に感染することもあります。
【主な症状】
*発熱・下腹部の痛み
*おりものの増加
*喉の違和感(口腔感染)
*進行すると不正出血や性交時の痛み
*不妊の原因や早期流産の恐れあり
Q.梅毒感染症の症状は?
梅毒トレポネーマという病原体により引き起こされる感染症です。
近年、日本で感染者が増えている感染症です。
一度治っても再び感染することがあります。
【主な症状】
初期:性器や口の中に小豆から指先くらいのしこりや痛みの少ないただれ
進行すると全身に痛み、かゆみのない発疹が広がります
症状が消えても感染力が残っているのが特徴で、放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳など複数の臓器に病変が生じ、時には死にいたることもあります。
※妊娠中の梅毒感染は特に危険です。妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあります(先天性梅毒)。
Q.性器ヘルペス感染症の症状は?
単純ヘルペスウイルスが原因の感染症です。
一度治っても、繰り返し再発することがあります。
【主な症状】
*陰部に痛みやかゆみのある水疱や潰瘍ができる
*足の付け根のリンパ節の腫れや痛みがあり、排尿時痛や排尿障害が起きることがある
*初めて感染した場合発熱を生じることもある
Q.どうやって予防すればいい?
*コンドームの正しい使用
*不特定多数との性交渉を避ける
*検査と受診による早期発見及び早期治療
気になる症状や不安がある場合は、まずはお気軽にLINEでご相談ください。必要に応じて受診の案内も可能です。
3.避妊法
Q.どんな種類があるの?
コンドーム
*避妊率:約85%(一般的な使用)
*性感染症の予防も可能
*使用方法によって効果に差が出る
低用量ピル(経口避妊薬)
*避妊率:99%以上(正しく服用した場合)
*排卵を抑制し、高い避妊効果が期待できる
*内服に夜将来の妊娠への影響はほとんどない
*費用)1か月分 約2500~3000円
子宮内避妊具(ICD)
*避妊率:99%以上
*長期間効果が期待(通常2~5年)
*医療機関での処置が必要、定期健診が必要
*費用)数万円~
Q.避妊に失敗した場合は?
緊急避妊薬(アフターピル)の使用
2026年2月から、薬局での購入が可能になりました。
早く服用することで効果が高まるため、病院が空いていない場合などに早急に服用することが可能です。
*避妊率:約81%
*72時間以内に服用
*服用から3週間後に検査薬の使用または医療機関の受診
*費用)7,480円(定価)
4.妊娠検査薬
Q.使用するタイミングは?
性行為から3週間後、または生理予定日から1週間以降に行うのが目安です。
早すぎると正しい結果が出ないことがあります。
あくまで暫定的な判定であり、正確な診断は必ず医師の診察で行う必要があります。
Q.どういうしくみ?
尿中に含まれるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンを検出することで妊娠の有無を判定します。
Q.hCGって?
受精卵が子宮内膜に着床した後に胎盤から分泌されるホルモンです。
妊娠の継続を支える役割があります。
5.産婦人科
Q.産婦人科ってどんなところ?
女性の身体や妊娠に関する健康を専門に見る診療科です。
妊娠出産だけでなく、月経トラブルやホルモンバランスの不調、感染症、女性特有の身体の悩みについて相談することができます。
Q.どんなときに病院に行くべき?
次のような症状がある場合は、受診が必要なサインです。
*強い下腹部の痛み
*多量の出血(2時間以内にナプキンを取り替えないといけないなど)
*めまいやふらつきがある
*妊娠検査で陽性、または結果がはっきりしない
*生理時・妊娠初期に見られる症状(出血・頭痛・吐き気、倦怠感、眠たくなるなど)が7日以上続く
*不正性器出血(月経時以外の性器からの出血)および下腹部の痛み
*生理が来ない状態が続く(生理予定時期から7日以上来ない)
「受診するほどか迷う…」という場合はまずはお気軽にLINEでご相談ください。