零売薬局とは?
仕事が忙しくて病院に行けない。
花粉症がつらいけど、処方箋がない。
皆さんはこのような経験ありませんか?
実は、処方箋がなくても医療用のお薬を購入できる『零売(れいばい)』という制度があるんです。
薬局MANY(メニー)ではこの「零売(れいばい)」を行っている大阪北エリア初の薬局となります。
零売(れいばい)とは?
零売(れいばい)とは分割販売ともいわれ、薬剤師がカウンセリングを行った上で、必要最低限の医療用医薬品を処方箋なしで販売する制度です。
本来、医療医薬品は、医師の処方せんに基づく薬剤の交付が原則です。
しかし2014年厚生労働省の通知で零売薬局は、東京を中心に店舗が増えつつあります。
薬食発 0318 第4号 平成 26 年3月 18 日
厚生労働省HPより
基本的に零売を行う際は、医師への受診勧奨が原則となっております。
しかし、ライフスタイルの多様化により、零売薬局を必要とされる方は一定数おられます。
「忙しくて、病院に行けない」
「つらいけど、手元に処方箋がなくて困っている」
薬局MANYは、病院への受診勧奨を軸に、患者様の健康を最優先に考え貢献いたします。
零売(れいばい)薬局で購入できる医薬品は?
零売で購入できる医薬品は医療用医薬品の中でも、処方箋医薬品以外の医薬品に限られます。
医療用医薬品は、「処方せん医薬品」と「処方せん医薬品以外の医薬品」の2つに分類されます。
医療用医薬品15000のうち、約半数の7000ほどが非処方せん医薬品に当たります。
販売できる医薬品としては、アレルギー、痛み止め、保湿剤やビタミン剤、漢方や胃薬、貼り薬となります。(販売できないものもございます)
血圧、糖尿病、抗生物質、精神安定剤、睡眠薬、抗癌剤などは販売できません。
当薬局で販売可能か、ご自身で確認されたい場合は
上記にアクセスし、以下の手順で確認してください。
①調べたい医薬品名を記入する。
②処方箋医薬品以外の医薬品という記載があれば当薬局で販売可能なお薬となります。
わからない場合、お電話もしくはラインにて、お問い合わせください。
零売薬局はどのような人が利用されるのか
零売薬局を利用される方は、
「病院の診察時間内に受診できなくて困っている。」
「花粉症がつらいけど、時間がなく薬だけほしい。」
「保湿のお薬が欲しいけど、病院に行けない。」
「ビタミンのお薬を飲んでいたけど、コロナ禍で受診を控えている。」
といったお声が多いです。
このような方々には受診勧奨を軸に、カウンセリングを行い、処方箋医薬品以外の医薬品を販売しております。
また、処方箋なしで購入する際の注意点として、
①用法用量を守る。
②使用経験のない医薬品の購入は慎重に行う。
③薬剤師のカウンセリング・服薬指導をしっかり守る。
④症状が改善しない場合、副作用が生じた場合、直ちに使用を中止、薬剤師に相談/医師の診察を受ける。
上記を守り、医薬品を服用しましょう。